只今ライドアウト店頭にてブライトモデル試乗会を開催中ですが、やはり気になる新型Z1000は、いち早く自分でも乗ってきました!!
まずはメーターの起動時からやる気にさせてくれます!
タコメーターは3000rpmまでが液晶の左に表示されていて、4000rpmからは上部のLEDバーで表示されます!
少し前傾姿勢なので、メーターは意識して下を向かないと見えないような位置にありますが、白いLEDが視界に飛び込んでくるように光って来るので、慣れると見なくても大体の回転数が分かる感じですね〜
そして走ってみた感じですが・・・
いや〜!!速いし軽いし気持ちいいし楽しいですね!!!
特にスタートからの加速はヤバイですね!!!
1速から全開加速をさせるとすぐにフロントタイヤは離陸しちゃいますし、開け方によってはカンタンに高々と持ち上がって行きます!
エンジンのスペックはNinja1000とほぼ同じなので、それよりも2丁大きくなっているリヤスプロケットの影響は大きそうです。
そしてメーカーもかなり拘ったという、ダクトから聞こえてくる吸気音の演出がメチャクチャ気持よくて、走っていて楽しくなってきます!
特に4000rpmを超えた辺りで音が大きくなってきて気分を盛り上げてくれるので、ついついスロットルを更に開けたくなってしまいます。。。
その代わりに、排気音はやはりもう少し迫力が欲しい感じですかねー。
マフラーの出口はNinja1000と同じく、下側の一個ずつからしか排気はされません。。。
加速騒音対策のバタフライバルブも、しっかり付いています。
やっぱりマフラーは換えたくなっちゃいそうですね!
サスペンションは、Ninja1000よりもかなりハードな設定ですね〜。
ほとんどスーパースポーツに乗っているような感覚なので、荒れた路面だとハネてしまって楽しく乗れないかも知れません。
ただこのセパレートファンクションのビッグピストンフォークは、路面の良いワインディングやサーキットでの走行はメチャクチャ楽しそうですよ〜!!
右側のフォークはダンパー調整機能が、
左側のフォークにはプリロードの調整機能が、それぞれ分離して付いています。
リヤサスはフロントよりも更にハードな印象ですね〜。
ホイールが上下に移動できる距離がNinja100では138mm有ったのに対して、Z1000では122mmとなっているので、やはり走る路面を選ぶ感じでは有りますね。
ブレーキもよく効きますね〜!
TOKICO製モノブロックキャリパーと、310mmの大径ディスク(Ninja1000は300mm)の組み合わせは、コントロール性も効き具合もとってもいい感じでした!!
足つき性はとってもイイですね!
シート高自体もNinja1000より5mm低い815mmになっているのと、跨る部分がしっかり絞り込まれているので、まっすぐ下に足が下ろせて楽に地面に着ける感じです。
シートはホールド感もあって座り心地はいいのですが、割りと固めで薄いので長時間乗ると痛くなりそう・・・かな!?
タンデムステップとベルトも付いているので、一応二人乗りは出来るのですが。。。
タンデムシートは薄くて狭いし捕まるところも全くないので、あまりオススメはしません。
ハンドル切れ角はNinja1000よりも2度少ない29度になっていて、Uターンは相当難しそうです。
普通にグリップを握っていると、右に一杯ハンドルを切った時などに手首が当たって、スロットルを開けにくくなってしまいます。
この車両はスーパースポーツと同様に、外側からドアノブを捻るような感じでスロットルグリップを持ったほうが良いですね。
そして気になっていた、LEDヘッドライトの明るさですが・・・
かなり明るくていい感じです!!
こちらがLOWビームで、
こちらがHIビームです。
白熱灯に比べて光の広がりが少なく、周りをぼんやりと照らす様な部分はないのですが、照らしているところは相当明るいです!
照射範囲も思ったより広く、これで不満は感じないと思います。
全体の印象としては初期のZ1000のコンセプトに戻って、「アップハンドルのスーパースポーツ」といった感じです!
アップハンドルでは有りますが、積載性や快適性も含めてロングツーリングにはあまり向かないバイクですかね。。。
街中や近くのワインディングで、ヤンチャに元気よく走るのがメチャクチャ楽しいバイクではないでしょうか?
スーパースポーツも乗って見たいけど、あのポジションはちょっとキツいかな〜という方にはぴったりかと思います。
しかし何やかんや言っても、新型Z1000の一番の魅力はやっぱりデザインですよね〜!
このカッチョ良さに惚れちゃった人は一度乗ってみて、ぜひこの楽しさを体感してみてください!