最近、というわけでも無いですがNinja250Rの社外マフラーを2種類取り付けたので紹介しま〜す
まずは
BEET NEW NASSERT-R
チタン/オーバルステンレスサイレンサー仕様 税込価格 \102,900
次に
Nojima LOCK-ON 2-1
ステンレス機械曲げ 税込価格 ¥99,750
どちらも
フルエキゾーストで、約10万円はちと高いですが、どうせ換えるなら
スリップオンよりもおススメですよ
スリップオンを入れた後で、やっぱりフルエキにしようと思ったら
エキパイだけ買えばOK!というわけではないですからね。
スリップオンではパワー特性はほとんど変わりませんから。。。
エキゾーストパイプはBEETが
チタン、Nojimaは
ステンレスです。
値段差が3150円なら、チタンエキパイのBEETの方が割安な感じですが、ハッキリ言って
スタイルの好みで選んでいいと思います!
どちらも
イイ音してますし、どちらのパワーカーブも
高回転時の伸びが格段に良くなっています
マフラー交換のメリットはたくさん有りますから、カスタムの費用対効果は高いですよ!
メリットその1 音が良くなる!
オートバイの楽しみの一つとして、
心地良い迫力のあるサウンドはやっぱり外せないところですよね〜
2004年の騒音規制以降、国内モデルのマフラーは出口を極端に小さくして、無理に押さえ込んでいる感じがします。。。
私が現在乗っている’07のZ1000は、逆輸入車なのでノーマルの排気音で充分満足していますが、ZRX1200Rだったらやっぱり換えたいところです。。。
メリットその2 燃費が良くなる!
これは必ずしもそうなるとまでは言えませんが、最近の騒音規制車では無理に排気を押さえ込んでいるせいか、新車のうちから極端に燃費の悪い車両が有るので、そういった車両に排気効率の良い社外マフラーを入れると、
ものすごく燃費が良くなったりします
以前の記事で紹介してますので、詳しくは
コチラを見て下さい。
メリットその3 軽量化!
純正マフラーは頑丈ですが、その分重いです。。。
Ninja250Rのノーマルマフラーは6.5kgですが、BEETで
2.8kg、Nojimaで
3.2kgになります
排気量が大きければ、当然マフラーも大きく重くなるので、左右2本出しマフラーのZZ−R1400だと、ノーマル12.8kgがBEETの1本出しで2.3kgと、
10.5kgの軽量化です!
重心から大きく外れたパーツが10kgも軽くなると、走行中のヒラヒラ感だけでなく、取り回しの時にも感じるくらいの効果が有りますよ〜。
メリットその4 パワーアップ!
最近はパワーアップを求めてマフラー交換をする人は少ないとは思います。
リッタークラスで100馬力もあれば、それ以上使うことはそうそう無いですからね〜。
しかし、
パワーの特性を変えたいな〜という時には有効ですよ!
ZRX1200Rは低速〜中速のトルクがモリモリで、高回転ではただ回っていくだけな感じなのすが、社外マフラーを入れることによって高回転まで力強く回るようになりますし、低回転でもかえって乗りやすい特性にもなります。
メーカーにもよりますが、ノーマルで出てしまっているトルクの谷が、社外マフラーを入れると無くなることも多いですよ!
メリットその5 カッコいい!
コレは好みの問題で、私はZ1000のノーマルマフラーが気に入っているので換えてませんが、
選択肢が有って好みの形に換えられるって重要ですよね!
最近は排ガス規制や騒音規制が厳しくなって、車検対応マフラーを造るメーカーが減ってきていますが、だからこそ
車検対応マフラーにはまともなマフラーが多いとも言えます。
BEETやNojima、ヨシムラ、モリワキ、SP忠男、etc...といった、厳しい規制をクリアーしてまじめに車検対応マフラーを造っているメーカーさんには、
頑張って下さい!と、心の中で応援させてもらっています。
もちろん、デメリットもありますね。
デメリットその1 耐久性は落ちます
軽量化の反面、仕方ないですね。
転倒した場合のダメージは大きくなりますし、車検対応のJMCAマフラーでも経年劣化で規制の音量を超えることも有ります。
そうした場合は修理やグラスウール交換などのメンテナンス費用が掛かります。
デメリットその2 うるさい
車検対応マフラーとはいえ、音はやはり大きくなりますからね。
本人は心地良いサウンドと思っていても、バイクに乗らない人にはうるさいと感じる人も多いでしょう。
特に閑静な住宅街に住んでいる方は、深夜早朝の暖機運転がしにくくなりますよね。。。
幹線道路まで押して行ってから暖機運転をしたり、住宅街では回転を抑えて走ったりの配慮は必要だと思います。
環境の問題が重要視されているので仕方が無い事かも知れませんが、現在国内販売モデルの型式認定に課せられる騒音規制(特に加速騒音規制)は、世界的な基準からすると厳しすぎる所は有ります。
実際に逆輸入モデルや輸入モデルは、国内モデルよりもかなり緩い認定基準が適用されていて、ダブルスタンダードとなっています。
国内メーカーも相当苦労して、規制をクリアさせて楽しく乗れるオートバイを造っていますが、その結果燃費が悪くなったり、不自然なパワー特性になったりしているな〜、と感じることも多いのです。
そこまで厳しい規制を課せられていない社外マフラーは、エンジン本来の性能を気持ちよく引き出すという意味で、
ノーマルよりも優れている場合が多いんです。
もちろん車検対応外のマフラーは論外ですが、現在社外マフラーに対して課せられる近接騒音94dbという規制値は、
環境と趣味・趣向のバランスという意味で丁度良いところだと思いますよ
また先日交付された、新しい
マフラーに関する型式認定制度は平成22年4月に施行され、それ以降に製造されたオートバイに関しては、それまでの近接騒音94dbに加えて加速騒音82db(原付は79db)という規制が、リプレイスマフラーに課せられることになります。
当初、この法律の原案では加速騒音規制値が国内販売モデルの型式認定基準と同じ、73dbという厳しい物でした!
しかし、それでは現状の逆輸入車や輸入車はノーマルマフラーでもクリアできないし、国内販売モデルでもある程度走行した車両はクリアできないという矛盾が有りました。
結局、ヨーロッパの基準に準じた数値に変更して、常識的な範囲の規制になった様です。
これによって、ヨーロッパの基準を満たしたマフラーや型式認定を取得したマフラーは合法で車検対応、取得していないマフラーは非合法で車検非対応との区別も明確になります。
こういった規制が課せられてきた原因のほとんどが、騒音規制ぶっちぎりの非合法マフラーで走り回っている一部のライダーのせいですので、車検対応マフラーをまじめに造っているメーカーさんや、マナーを守って走っているライダーにとってはトバッチリを受けたような感じもします。。。
その代わり規制を強化するのであれば、非合法マフラーでオートバイ全体のイメージを悪化させている、
一部のライダーの取締りをぜひ強化してもらいたいものです
もちろん車検対応マフラ−を付けて走っているライダーも、
周囲への配慮を忘れずに楽しく走りましょ