あれこれ考えていましたが、入れちゃいました
Nojima LOCK-ON 機械曲げチタンフルエキゾースト〜
(by大山のぶ代)
毎度のことですが、箱の軽さにビックリです!!
ノーマル14.5kg→5.5kgですから、これだけで
9kgの軽量化です
これは個人的には、社外マフラーの一番のメリットだと思っています!
私的には正直、パワーは110psもあれば充分なんで。。。
早速、取り付けです。(by斉藤君)
作業性はZRX1200Rと大差ないですが、ラジエータをずらしたり、O2センサーの移設等もありますので、カワサキ正規取扱店でしっかりやってもらうのをおススメします!
う〜ん、カッチョイイ〜
オーソドックスな丸型サイレンサーも良いのですが、エッジを効かせたDAEGのデザインにマッチしていて、イイと思いますよ〜
(あくまで、個人的な好みです)
そして、ノジママフラーのキモの
スパイラルコレクタ〜(by大山のぶ代)
この、トグロを巻いたような集合部によって・・・
●4-1集合に勝る中高回転域での圧倒的な出力特性とピークパワー
●4-2-1集合に勝る低回転域のリニアなトルク特性
●エンジンブレーキ時のスムーズなバックトルク
●TYPE-SCならではのキレのある排気音質
●リストリクター脱着により、チューニングレベルに応じて特性変更が可能
・・・だそうです。(
Nojima HPより)
以前のSC(スパイラルコレクター)を採用していなかったNojimaマフラーに、後からSCを入れただけで、明らかに中低速のトルク感が大巾アップしていましたし、ユーザーの評判も良いですよ〜
DAEG用LOCK-ONのパワーカーブです。
低回転ではノーマルとほぼ一緒で、中速域からグイグイ伸びて、高回転で120ps越えです
いや、パワーはノーマルで充分ですよ、充分!
でも、有れば有ったほうが良い・・・かな!
で、肝心のインプレです〜。
その壱 やっぱり軽い!!
オートバイの重心から大きく離れた部分での、9kgの軽量化はやはり大きいですね〜。
もともと、1200Rと比べて同じ重量でありながら、またがると軽く感じるDAEGですが、さらに軽く感じます!
実際に走り始めると、倒しこみや切り返しも明らかに軽くなっています!
その弐 低〜中速のフィーリングが良い
ノーマルでは、全閇から開け初めのところで上手く開けてあげないと、ガッと急に出て行く感じがあって、ちょっと神経質なところが有りましたが、Nojimaはそういった挙動がほとんどなく、すごく開けやすいですね。
また排気バルブのせいか、中速域からのエンジンブレーキが若干効き過ぎる感じが有りましたが、これも自然にスムーズなエンブレになりました!
低速のトルク感はノーマルとほぼ一緒ですが、低〜中速域全体がスムーズになった印象です。
実は、上記の開け初めのガッツキやエンブレもあって、しばらく排気バルブを全開固定で走って見ていました。
その方がガッツキやエンブレの問題は改善されて、スムーズに走れていましたが、低速域のトルクは少し弱くなった感じでした。
それでも1200ccの排気量で充分走れていたのですが、Nojimaを入れてノーマルのトルクを維持しつつ、スムーズに走れるようになりました!!
その参 高速域はとにかくパワフル!
いや〜、ちょっとこれはオッタマゲましたね〜
もともと、低回転から高回転まで淀みなく回っていくDAEGのエンジンですが、回せば回すほどトルクが乗っかってくる感じです!
まぁ、そうそうそこまで回せるシチュエーションは少ないですが、パワーが出るのは単純にうれしいですね
回せば出てくるパワーなので、決して乗りにくくなる感じではないですしね
その四 イイ音してますよ〜
カタログ数値では92dbとなっていますが、本当かな〜と思うぐらい、回すとイイ音出してますね
ですが、アイドリングや低回転ではしっかり抑えていますので、幹線道路まで押して暖機運転するとか、住宅街では低回転で走行するなどの配慮をすれば、問題になるほどではないでしょう。
最近のオートバイはあまりにも静かになりすぎて、真横を並走している車に気づかれずにヒヤッとする事も結構多いので、安全性の向上にも繋がりますよ。
その壱 アフターファイヤーはやっぱり出ますね〜
と言っても、エンジンブレーキ時にパスパスパス〜っと、少〜し出てくるだけですけどね。
パンッパン〜っと、大きな破裂音は出ていません。
気になる人は多いと思いますが、今の排ガス規制の対応を考えるといたし方ないですね。。。
ど〜しても気になるなら、i-CONU等のインジェクションコントローラーで補正するか・・・
その弐 手曲げの焼け色はやっぱりイイな〜
手曲げの焼け色はやっぱりキレイでイイですよね〜。
でも、そのためにプラス63,000円
はちょっと厳しいですね。。。
性能面では、今の機械曲げはほとんど差が無いですし。
一日走って、入り口付近はキレイに焼けてます〜
手曲げじゃなくても、機械曲げには自分で焼く楽しみも有りますよ!!
その参 オイルフィルターの交換は、ひと手間増えます
オイルのドレンボルトは問題なく脱着出来ますが、フィルターはマフラーが邪魔になって取れません。
とはいっても、サイレンサーのボルトを外して、SCの所から割りと簡単にスッポリ脱着が可能なので、そんなに難しくは有りません。
メーカーによっては、エキパイの取り付け部からずらす物もあるので、整備性は良い方です。
ただし、触媒等は特に高温
になっていたりするので、くれぐれも火傷にはご注意下さい!
総論
今のオートバイは、あれこれと厳しい規制が掛けられて、メーカーも対応に四苦八苦しています。。。
個人的な意見としては、特に騒音規制が厳しすぎる感じはしますね〜。
これは、メーカーが国内販売モデルとして国土交通省の型式認定を受ける際に掛けられる規制ですが、ここまで静かじゃないとダメなの!?と思うくらい、ノーマル車両が静かになっていますよね。
本来なら1200ccの排気量であれば、ある程度の排気効率は必要なのに、騒音規制で仕方なくマフラー出口を絞ったり、排気バルブを付けて音を無理やり抑えている感じです。
昔のヤマハEXUP等、低回転から高回転までのトルクアップを狙った排気バルブと違い、現在各メーカーが取り付けている排気バルブは、騒音規制対策の意味合いが強いですね。。。
そのために自然なフィーリングや、本来の楽しさをスポイルしている部分は大きいと思います。
実際、DAEGは排気バルブを全開固定した方が乗りやすかったし、1200Rは騒音規制前のサイレンサーにすると、燃費向上する例もありました。
時代の流れとして、規制が厳しくなるのは仕方ないですが、アフターパーツには型式認定ほどの厳しい規制が掛けられていない現状では、車両メーカーよりも自由に設計出来るという事実も否めませんね。
音が大きい等のデメリットも有りますが、それ以上に得られるメリットは大きいですよ〜
Nojimaに限らず、社外マフラーはちょっとお高いパーツですが、
オートバイ本来のポテンシャルを引き出す意味でも、おススメですよ!