杉並区善福寺にあるカワサキ正規取扱店、
ライドアウトの店長ブログです。
日々のつまらない出来事から、新情報などを
紹介していきます。

 
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バキュームバランス調整 2009年01月27日(火)
バキュームバランス調整ってした事有りますか?

2気筒以上のエンジンで、キャブレターやインジェクションのスロットル開度が少しづつ狂って、各気筒の吸入負圧がバラバラになるのを均一になるように調整することです。

新車の状態でも結構狂っていることが多いですよ!


当店では、慣らしが終わって3000km走行時に調整をおススメしています。

新車組み立て時ではバランスが取れていても、慣らしが進んでアタリが付いて来ると狂ってきたりします。

コレは新車から3000km走行したZRX1200Rの状態です。

左から2番目が大きく狂っていますね〜


他にもパイロットスクリューというところも調整して、各気筒が均等の負圧になるように調整してあげます。

これで均等になってきました。


きっちりバランスが取れると、アイドリングがビシッと安定して、開け始めのレスポンスが良くなります!

全開時のパワーにはあまり影響しませんが、街乗りのスタートやUターン等が気持ちよく出来るようになるので、絶対おススメですよ!

1万kmに1回とか、ある程度の距離を走ったら定期的に調整するのもおススメです。


New ZX−6R試乗レポ 2009年01月25日(日)
続いて、モデルチェンジしたNew ZX−6Rの試乗レポです


まずはお約束の足着きチェック!

身長160cmの私でこのくらい。
両足着けてますから、不安は無いですね。

ただし、前傾がきついのでサイドスタンドの出し入れ等はちょっと緊張します。。。


173cmでコレくらいです。充分、着いてますね。



で、乗ってみた印象ですが、いやぁ、速いっ!!ですね〜楽しかったですよ〜

前モデルは乗る機会が無かったので、比較対象は以前所有していた2000年のZX-6R(古っ!)ですが。。。

そしてサーキット経験も数えるくらいしかないので、その辺も踏まえて聞き流して下さいまし。



 エンジン

このクラスは物足りないのでは?とか、低速のトルクが無くて乗りづらいのでは?
みたいな心配をする人もいるかと思いますが、とりあえず私レベルでは充分すぎますね

以前乗っていた6Rは7000回転位からモリモリパワーが出始め、1万回転位からが一番楽しい所でした。

逆に7000回転以下はトルクが無いので、回転を落とさないようにいつも気にしてましたが、この6Rはその心配が要りませんね

中低速のトルクがあって、どこからでもシュパ〜ッと加速していく感じは一時期の636cc仕様に乗ったときと似た感じです。

もちろん、高回転でのパワーもスゴイですよ
1万回転を超えたところでの加速はちょっと目が追いつかない位です。。。


 車体

ま〜、軽いですね〜

昨年モデルは乗っていないので、その比較は出来ませんが、もう充分でしょ!?

基本的に一般公道と、たま〜にサーキット走行の私としては、これ以上はもう望みませ〜ん

ただ、乗りやすさや旋回中の安定感と言うのはどんどん良くなっていきますよね〜

久々にスーパースポーツでのサーキットランでしたが、曲がりにくいとか、切れ込みすぎるとか、不安な部分は全く感じずにメチャクチャ楽しく走れました!

コレなら大型免許取りたてのビギナーでも、安心して楽しめると思いますよ

ブレーキはコーナー入り口で減速しすぎるくらいよく効くし、倒しこみや切り返しもすごく軽く出来ます!

その動作がすばやく出来るにもかかわらず、自分の意思どおりに動いてくれるので安心だし、「乗せられている」ではなく、「自ら操縦している」感覚が楽しいんですよね〜

この感覚はDAEGにも共通してあるのですが、6Rはその動き全てがシャープで速いですね


 サスペンション

このモデルの最大の特徴が、新しくフロントに採用されたビッグピストンフォーク!です!

なにやらフォーク内部のピストン径(通常の2倍!)がでかくて、カッコいいらしいです

すみません、理屈はよく分かってません〜

とりあえず跨った時は、沈み込みも少なくて硬いサスだな〜と思ったのですが、走り出してみると跳ねるような感じも無く、逆に柔らかい正立フォークのようなしなやかさを感じました。

そして何より違うのは、ブレーキング時の車勢変化の少なさ!ですね。

決してスプリングが硬いわけでもなく、ダンパーが強く効いている感じでもなく、ブレーキングでフロントに強く掛かったGをフワ〜っといなしていると言った感じでしょうか!?

その分、急に前につんのめるようなピッチングモーションが抑えられて、余裕を持ってコーナーに進入していけます!

文才の無い私には上手い表現が出来ませんが、今まで乗ってきたモデルには無い、異次元の感覚でした!

これはちょっと感動モノですよ



う〜ん、久々にスーパースポーツも欲しくなっちゃいましたね〜

でも、普段のツーリングにはポジションが。。。。


DAEG試乗レポ♪その2 2009年01月22日(木)
DAEG試乗レポの続きです〜。


 ポジション

ハンドルは10mmほどキャスター方向に上がってます。

シートは厚みが増してクッションがかなり効いた感じで、座り心地抜群です
滑りにくい表皮とあわせて、かなりの長時間走っても疲れなさそうですね〜

シートとハンドルが近くなって、シートポジションの自由度が上がって好感触ですよ


このシートは1200Rにもサクッと付いたので、Rオーナーさんにはおススメです


 取り回し

Rの乾燥重量224kgからDAEGは装備重量246kgと、何とも比較しにくいデータですが、カワサキの資料では「ZRX1200R並を維持」とあるので、若干重くなっているのでしょうか?

しかしフロントフォークのオフセットやトレールの変更の効果なのか、実際に押し引きした感触は軽くなってますよ!
もともと1200Rも国内モデルのリッターネイキッドとしては比較的取り回しの軽いモデルですが、より軽くなった感じです。

ハンドルとタンクのクリアランスが増えて切り替えしがやりやすくなったのも大きいですね。


いよいよ乗ってみた印象ですが、イイ!ですね!


 エンジン

まず中速域から高回転への吹け上がり方が全然違います!

1200Rは低中速の極太トルクがすばらしく、回さなくても速いマシンでしたが、5000回転辺りからの伸びは正直もったるい感じでした。

キャブのパーツ交換やマフラー交換でかなり変わるのですが、DAEGは最初からキッチリやっている感じです。

2000〜3000回転のトルク感や、開け始めの微妙なアクセルのフィーリングは1200Rの方がイイのですが、その後はスコーンとレッドゾーンの9500回転まで、全くストレス無く回り続けます!

コレは気持イイですよ〜

一回バックストレートでタコメーターを見ずに引っ張っていたら、10000を少し過ぎたくらいでレブリミッターが効いてしまいました

そこまでグイグイと伸び続けていくので、逆にちょっと唐突な感じがするくらいでしたね。。。

後で1200Rで同じように引っ張ってみたのですが、高回転の伸びがやはり鈍いので、レッドまで行く前にストレートが終わっちゃいました。

5速ミッションということもありますが、やはり1200Rは5000回転までの太いトルクを使って早め早めのシフトアップで走った方が気持ちいい感じです。

ツーリングや街のりには疲れなくて良い設定ですが、今回のサーキット試乗ではその良さが出にくかったですね。

そのぶん、余計にDAEGの速さが目立って感じられました。
街乗りやツーリングでは、1200Rの良さも光ってくるんですけどね〜。


あ、あとマフラーの音はイイ音してましたよ!

1200Rのノーマルはかなり寂しい音でしたが、排気デバイスもついたおかげか、出口の口径も大きくなってリッターマシンの迫力も十分出てました!

もちろんアフターパーツのマフラー程ではないので、物足りない方は交換をおススメしますが


 車体

フレームや足回りの細かい設定は色々と変わっているようですが、ひと言でいうとすごく乗りやすい!です

Ninja250Rでもそうでしたが、バンク中の車体の安定感が素晴らしいです!

軽い加重移動でものすごく素直にバンクして行き、そこから勝手に切れ込んだり、倒れこもうとする感じが全く無いです。

曲がりたい分だけバンクさせていればス〜っと旋回して行き、もうちょっと曲げたい時は、そのまま深く寝かせて行けばスス〜っと内側に寄って行きます。

その安定した動きの幅が、すごく広い感じなんです!
安定しているので不安も無く倒しこめるし、開けていけます
かといって動きは非常に軽く、軽い加重移動で切り返しもすばやく出来ます!

1200Rもやはり素直なハンドリングなのですが、その安定の幅が比較的狭いという印象ですね。


 サスペンション

サスペンションは、取り回しでは1200Rよりも少しソフトな感じがしましたが、走ってみるとフワフワした感じは無く、ダンパーがしっかり効いてすごく落ち着いた動きをしてました。

路面にギャップが少ないので、この辺は一般公道で試乗してみないと・・・ですね!

でも一回だけ、ヘアピンの立ち上がりでちょっと大きめにアクセルを開けたときに、リアがズズッと滑ってしまったのですが、何も無かったかの様に立ち上がって行きましたよ!


 ブレーキ

ブレーキは6ポッドから対向4ポッドに変わり、1200Rで不満の多かった初期のタッチが大幅に改善されてます

サーキットでの試乗でも、制動力の不足は全く感じなかったですね。

リアブレーキはあまり違いは感じられませんでしたが、コントロールがしやすくて、少し引きずるような走り方にも使いやすい設定でしょう。



 総論

大型バイク初心者でも安心して楽しく乗れるバイク!では無いでしょうか?

ベテランライダーも、街乗りやツーリング、峠道などの色々なシチュエーションで、気持ちよくその性能を引き出して操る楽しさを堪能できるバイクに仕上がっていると思います!

ZRX1200Rの延長線上の正常進化と言うことでしょうが、その度合いは1100から1200への進化よりも全然大きいですね。


ただ、アクセルオフからオンに移るときに”0”から”1”に切り替わるようなデジタルな感覚や、アクセルの動きにシャープに反応しすぎる部分は、まだ少しありますね。

その辺りは普段’07のZ1000に乗っている私には気にならないところですが、キャブ車の扱いやすさや、味といった部分にこだわるライダーにどこまで受け入れられるかですね!


私自身はDAEGを販売する立場ですし、ひいき目なインプレになっているかと思いますが、2月には当店を含めて、多くのカワサキ正規取扱店で試乗車が導入されるでしょうから、まずはご自身で実際に乗って確認してみて下さい!


DAEG試乗レポ♪その1 2009年01月21日(水)
カワサキ正規取扱店スタッフ向けのDAEG試乗会に行ってきました〜

場所は筑波サーキットコース2000!
気合入ってますね〜

DAEGの他に、比較用の1200RとZX-6Rが有りました!


午前組と午後組に試乗する時間帯が分かれていて、私は午後組だったのでその間に細かいとこチェックしましょう〜


まずは足つきですね。
身長160cmの私で両足のつま先が着くくらいです。
お尻をずらして片足で着けば問題ない感じです


Rの方が若干足着きが良いですかね?
シート高は760mmから5mm高くなったのでその分でしょうか。
試乗車だったので、サスやシートのへたりも有りそうです。


続いて173cmの齋藤君。


やはりRのほうが足着き性は良いですね。



タンクはかなり絞れてシャープになってますが、容量は変わらず18リットルです。

特に膝のあたる部分がかなり細くなって、ニーグリップしやすいですね〜

タンク上部の形状も変わっていて、ハンドルを切ったときに干渉しにくくなってます。
立ちゴケでハンドルとタンクがぶつかることも無さそうです。

こうやって比べるとずいぶん違いますね〜。


シート下は浅くなってしまいましたが、前後方向に容量があるので荷物の出し入れはしやすそうですよ。

かえってスッキリしてるので、Rよりも使い勝手は良さそうです


ココは好みの分かれそうな薄型メーター!
私はこちらの方が好きですが、砲弾型にこだわる人にはマイナスかな?

ステッピングモーターお約束の、ピコーンと振り切る動きも有りますよ〜
普段Z1000に乗っているので何もないとなんか寂しいんですよね。。。

デジタル表示は左側に時計とオドとトリップA/B、右に燃料計です。

インナーカウルも高級感があっていいですね
スピードメータ手前の黒い丸はETCのインジケーター用です。


ココも好き嫌いは分かれそうなテール回り!
全体はシャープになってイイのですが、個人的にはテールライトがですね。。。
テールカウルの形状はカッコいいので、その形のライトが出たらいいな〜


テールカウルの裏側です。
フェンダレスキットがすっきり付きそうな感じですね〜。


インジェクションはZ1000用の36mmを34mmにして装着。
スッキリしてて良いですね〜。向こう側が見えてます

個人的にはインジェクションの形状は割りと好きなので、カバーしなくてもいいのにと思うのですが。


収納式の荷掛けフック。
ちょっと固いですが、使い勝手は良さそうですよ


グラブバーの裏側も、フックをかける部分が有りました。


リアサスの荷掛けフックまで改良されてました!
先端のほうが細くなるテーパー形状で、ネットのフック等が暴れにくくしてあります。

こちらはRのフック。


ユーザーの立場に立って色々な改良や工夫がされていて、かなり好感触ですよ!

街乗りや通勤・通学、日帰りツーリングからキャンプツーリングまで、非常に使い勝手が良さそうなモデルです!



早く試乗したいところですが、長くなったので続きは後ほど!


新春恒例!カキ鍋パ 2009年01月19日(月)
ライドアウト新春恒例イベントの(と言っても、まだ2回目ですが)
カキ鍋パ!今年も開催しました〜


美味しそうでしょ〜?


今年は18人も集まったので、急遽カキ鍋×2水炊き×1の3つの鍋で対応したのですが、出来上がった途端に右端のカキ鍋はあっっっさり陥落、他の鍋も怒とうの猛攻に陥落も時間の問題です〜


で、3つとも瞬殺です。。。


しか〜し、タマはまだまだ用意してありますよ〜


でも、出来るまでちょっと待ってね


そうそう、うなさん差し入れの手作りケーキを食べよう!

あれ、もう切れている。。。


って、お前か〜!!


ちゃんと、「頂きます」くらいは言いましょうね。。。
他にも皆様からたくさんの差し入れをして頂きました!
みなさん、有難うございました〜!


まいう〜!


そうこうしているうちに、第二弾出来ました〜


第何弾までやったか忘れましたが、だいぶ落ち着いて来ましたね〜
一人、黙々とアタックしてます



しかし、鍋はこれでは終わりません!〆はうどんでどうだ〜!!


お腹一杯ですが、コレは入るんですよね〜


親子でうどんアタック!良い絵が撮れました!


ココも陥落寸前ですな。。。


衛生兵〜、一人やられた〜っ!!


そして最後の砦も。。。


見事完食!みなさま、お疲れ様でした〜
今年もよろしくお願いします〜


冬はコレでしょ! 2009年01月13日(火)
寒い日が続いていますが、私の冬の定番はコレですね
コミネのサーモライトハンドルウォーマーです

暖かいですよ〜
操作性の悪いモコモコの冬グローブをするよりも、操作性の良い夏用グローブ+ハンドルカバーの方が暖かくて全然良いです
格好の方は・・・・好きな人はいないでしょうが。。。

暖かさやスタイルではグリップヒーターが一番なのは分かっていますが、個人的に太いグリップ配線類が邪魔な感じであまり好きではないのです。。。

どうせ冬のロングツーリングの時しか使わないし、オッサンライダーなので格好はあまり気にせず使っています。
暖かくなったらサクッと外せるのがイイですね。


今まではゴールドウィンを使っていたのですが、来シーズンにモデルチェンジ予定とかで欠品中だったので、お試しでコミネを使ってみました。

GWよりも厚手でしっかりしてます。
中に使い捨てカイロを入れるポケットやら、外側に高速チケット入れも有って、なかなか使い勝手も良いですね

ただし、ラジアルポンプのZ1000にはフィット感が良くないです
前後幅が大きいので、しっくり着かず、スタータースイッチの操作がしにくいですね。


ZRX1200Rに着けてみたら、割といい感じです。

でもやはりスイッチ類の操作はGWの方がイイです。
割とピッタリ着いていますので、スイッチ類のスペースがちょっと狭いんですよね〜

もう少し改良の余地アリですが、それ以外はかなりイイ感じです
GWは¥7,800ですが、コミネは¥4,725とお買い得ですよ〜!


寒い&寂しい 2009年01月09日(金)
今日は寒いですね〜

寒い中、カワサキのHPで寂しい発表も有りました。。。


MotoGP活動の休止について

 川崎重工は、FIMロードレース世界選手権MotoGPの参戦活動を、2009年より休止することを決定しました。

 当社はこれまで、ビジネス環境の激変に対して迅速に対応をしてきましたが、今回の金融危機の世界経済への影響は極めて大きく、回復には時間がかかるものと予測されます。このため、経営資源の効率的な再配分が必要と判断し、2009年以降のMotoGPへの参戦を見送ることを決定しました。

 なお、市販車ベースのレース、および一般ユーザーへのサポートについては、今後とも力を入れていきます。

 これまで、ご声援をくださった多くのファンの皆様、そして参戦にご協力いただいた企業の皆様に心より御礼を申しあげます。



海外のニュースサイトでは、カワサキの車両を使ってモトGPに参戦したいというあるチームからのオファーも有ったみたいですが。。。

残念ですが、休止ということなので近いうちにまた復活してくれるでしょう


ショック!! 2009年01月07日(水)
遅まきながら、あけましておめでとうございます。

新年早々、ショッキングなニュースが気になって仕方ないです!!!

KawasakiモトGP撤退の噂が

http://www.autosport.com/motogp/

1月5日カワサキから正式発表がされる(?)みたいですが、まだ・・・みたいですよね。
メランドリとホプキンスはすでに契約の解除を告げられているみたいだし、ファクトリーとしては撤退しても、サテライトチームでもなんとか参戦だけはしてもらいたいものですね。。。

どなたか、詳しい情報を知ってる方、教えて下さい〜



と言っている間にYahooニュースにも出てきましたね。。。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090107-00000074-mai-bus_all

WSBはどうするのかな。。。