当店では新車は3回、中古車は2回の無料点検を実施してます。
点検のメインはオイル交換ですが、その他にも
走り始めてから出てくる不具合や、
ねじの緩み等をチェックする重要な機会ですので、しっかりやっていきます。
DトラXでその内容をご紹介しながら、簡単なメンテナンスのやり方をご紹介します。
覚えたい方は、工場でやり方を説明しながらお教えしますよ!
まずはオイル交換から。
中央付近の大きなボルトがドレンボルトです。
これを緩めるとオイルが流れ落ちるので、エンジンが
熱い時はやけどに注意!です。
ドレンボルトを外すと、アルミのガスケットがエンジンとの間に入ってます。
これは、
外したら必ず交換!してください
画像のガスケットは使用済みなので、少しつぶれて変形しています。
一回つぶれたガスケットは
弾性が無くなって緩みやすくなったり、最悪の場合は
締める時にエンジン側のねじ山を壊してしまいます
そうなると完全に治すには
クランクケース交換![](2008.10_files/113.gif)
しかありません。
再利用をしている人は結構多いですが、100円〜200円くらいの部品なので
毎回換えましょう〜
オイルフィルターはこのフタを外せば出てきます。
これは新車から500km使ったオイルフィルターです。
慣らし運転中に出てきた金属片がたくさん溜まってます
スプリングをエンジンにくっつけてから、オイルフィルターを取り付けます。
すぐに落っこちるので、
スプリングにたっぷりグリスを付けておくのがコツです
当店では、
WAKO’Sオイルを使ってます。
新車で入っているオイルから交換すると、
シフトの入り等がすごく良くなりますよ〜
エンジンを少しかけて、止めた後にオイルレベルのチェックです。
基本は、点検窓の真ん中くらいが適量ですね。
続いて、チェーン周りです。
まずはWAKO'Sのチェーンクリーナーをウエスに吹きつけて、
チェーンをゴシゴシ。汚れが激しい時は、ブラシも使いましょう。
チェーンオイルはここからかけます。
回転の内側から、プレートとプレートの間にかけてあげます。
よく
リアスプロケットの外側からかける方がいますが、間違いです
こんな感じです。
外側からかけると、チェーンオイルが
走行時の遠心力で全部飛んでしまいます
アクスルナットを緩めて、
適度なたるみをもたせて調整します。
張りすぎは厳禁ですよ
![](2008.10_files/80.gif)
距離が増えると伸びに偏りが出るので、一番たるみが少ないところで調整しましょう。
ワイヤー類の調整もします。
これはクラッチワイヤーですが、レバーの根元よりはこちらで調整する方がベターです。
スポークの張りも調整します。
新車から少し走ると結構緩んでいる事が多いですが、調整後は落ち着いていきます。
各部締め付けチェック。サイドスタンドのボルト等は結構緩んでますよ〜。
締め付けしながら、オイル漏れ等もないかチェックします。
クーラントやブレーキフルードのレベルチェックも忘れずに!
その他、タイヤの空気圧・灯火類チェック・ブレーキパッド残量チェックetc・・・
点検項目は多いですが、大体30分程度で終わります。
走り始めに続けて点検を行うことで、不具合の早期発見も出来ますので面倒くさがらずにご来店下さいね〜
![](2008.10_files/07.gif)