先日の月曜日はとても暖かかったですね〜!
翌日の火曜日にはまさかの大雪
で、気温差にやられそうになりましたが。。。
その暖かい月曜日にツーリングの下見がてら、新型エストのロング試乗をして来ましたので軽くインプレなぞを。。。
まずは今回のモデルチェンジで一番大きく変わったのは、このエンジンだと思います!
見た目は殆ど変わっていませんが、吸気系を中心とした各部で変更が加えられている様です!
そのおかげか、低回転から高回転までとっても気持ちよくスムースに回ってくれるエンジンになりました!
前モデルではアイドリングもどこか不安定で、たまにスロットルの開け始めでミスファイヤを起こしてヒヤッとすることも有りました。。。
新型エストではそのような不安定な感じは皆無になり、楽しく乗れるようになりましたね〜
その一番の理由は、このアイドススピードコントロールが付いたことですね!
アイドリング時の空気の流量を自動で調整して、回転を一定に保つ装置なのですが、これのおかげでUターンなどの極低回転でも、安定してしっかりしたトルクを感じながら取り回せます
最高出力などは前モデルよりも多少落ちているのですが、実際に乗るとその印象は全く有りません。
前モデルのスペックは…
最高出力 15kW(20PS)/8,000rpm
最大トルク 20N・m(2.0kgf・m)/6,500rpm
そして新型エストは…
最高出力 13kW(18PS)/7,500rpm
最大トルク 18N・m(1.8kgf・m)/5,500rpm
となっており2馬力ほど落ちているのですが、最大トルクの発生回転数がかなり低くなっており、実用域でのトルク感が増している分、かえって力強い印象になっています!
実際に街乗りでノンビリ乗っている分には4000回転くらいまでで充分な感じですし、そのくらいが心地よくて楽しいエンジンです!
しかし高回転まで回らないエンジンかというと全然そういうこともなく、高速で100q/hまでスイーっと加速して行きますし、まだまだ加速できる余裕まで感じられますよ!
エンジン以外にも、前後サスペンションはバネ定数や減衰力も変更されています。
前モデルまでの、乗り心地重視でどこかフワフワした感じから、とてもしっかりとした印象になり、かなりスポーティに走ってもちゃんと受け止めてくれるサスペンションになりました!
そのおかげか、高速での走行安定性も大きく上がっていると思います。
100q/hでもピタッと安定していて、緊張感を伴うような不安な動きは全く有りません
ちょっとしたクネクネ道でペースを上げて走るのも、結構いい感じで走れちゃうのが楽しいです!
下りの切り返しが多い峠道などでは、侮っているとやられちゃうかも知れませんよ!?
その他、リヤフレームのとてもいい位置に荷掛けフックが付いていたり・・・
マフラーやブレーキペダルにヒートガードが追加されたりと、前モデルで改善してほしいと思っていた、細かい部分も改良されていました!
そしてW800と同様のCafeスタイルカウルもとってもいい感じです!
W800のものよりも少し小型で、エストレヤに合わせて作られた物のようですが、しっかりしたステーで固定されるので、社外の汎用品のように高速でブルブル震えるようなことも有りません。
防風効果もかなり高く、高速走行もかなり楽チンでした!
ちょっと残念なのは、純正色としてはスペシャルエディション用しか無くて、通常カラーに取り付ける時は塗装するか、ブラックのままで我慢するしか無いことですね〜。
せっかく良い感じなので、他のカラーも用意して欲しいところです!
シートの形状も大きく変わって、足つき性も良くなりました!
縦に入ったタックロールは全色共通で、赤いパイピングはスペシャルエディションのみとなっています。
シート下は殆ど変わらず、荷物が入るスペースは皆無です!
ゴムシートをめくると、車載工具が見えます。
別体型ETCの車載器は、車載工具を外してここに収めるしかない感じですね。。。
騒音の基準値が世界統一規格になったからでしょうね、こんなステッカーも貼られていました。
エンブレムも新しくなって、レトロっぽい雰囲気からネオ・クラシックという新しいデザインになった印象を受けますね!
サイドカバーのデカールはスペシャルエディションのみとなっています。
見た目の変化はあまり無いように見えますが、中身は全く別物に生まれ変わった新型エストレヤです!
とても扱いやすくて、乗っていてとても楽しい車両になったと思いますよ!
まずはお近くのカワサキ正規取扱店で試乗をしてみてください!
試乗車の情報は
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もっと詳細を知りたい方は
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あと、参考として今回の試乗で200km位走りましたが、実燃費で33.4q/Lでした!
街中と高速走行と、少し渋滞も入ってこの燃費ならいい感じですよね!