カワサキの新車を購入すると、
「1ヶ月目点検チケット」なるものが保証書と一緒に送られてきます。
いわゆる初回点検の時には、この
「1ヶ月目点検チケット」と
「メンテナンスノート」が必要になるので、お忘れなく。
チケットと保証書が送られてきたら、車検証入れに一緒に入れておくと良いですね。
通常は1000kmくらいで行うお店が多いかと思いますが、当店では初回点検を
大体500km走ったら行うようにお勧めしてます。
その後、
約1500km・約3000kmと
合計3回の無料点検を行っています。(※オイルやフィルター等の実費はかかります)
その度にオイルやオイルフィルターの交換をするのですが、500kmも走行すると
オイルの中に金属粉がたくさん溜まっているのです

ドライバーでかき混ぜるとモヤモヤとした模様が出来ますが、これがエンジンの中から出てきた金属粉です。
オイルフィルターにはハッキリと目で見える金属片が見えますね。
通常の使用状況とは違う汚れ方ですね。
オートバイのエンジンは精密に加工された金属の部品を組み立てて出来ています。
しかし、この金属の表面はミクロ単位では非常に凸凹していて、新車の慣らし運転中はお互いに
ゴリゴリ削りあいながら動いています
その
削りカスがオイルに溜まり、大きな物はオイルフィルターに溜まるのです。
「慣らし運転中は回転を落としておとなしく走りましょう〜」というのも、こういった理由からなんです。
無料点検にあわせて、慣らし運転の段階も進めていきます
500kmまでは、取り扱い説明書の指示に従って回転を上げずに走行します。
500kmの点検後は今までより少し回転を上げて走ってOKです。
1500kmの点検で、慣らし運転は完了です。フツーに走ってOKです。
3000kmの点検では、出し切れなかった金属粉を吐き出します。
1500km・3000kmでも、だんだん少なくはなりますが金属粉は結構出て来るんです

3000kmの点検後は、3000km毎の通常のオイル交換サイクルになります。
当店では、500km・1500km・3000kmと
早いサイクルでオイルと一緒に金属粉を出して行きましょう!ということをおススメしてます
